木造アパートの「準耐火45分仕様」とは?

みなさんこんにちは。
東近江市、彦根市、可児市を中心に
わかりやすさを大切に定額制の家づくりをしている「みんなの家」です。
いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
はじめに
アパートを建築する際、「準耐火構造」という言葉を耳にされたことはないでしょうか。
準耐火構造とは、火災が発生した際に一定時間、建物が燃え広がることを抑え、倒壊を防ぐための性能を持たせた建築仕様です。
「みんなのアパート」では、国土交通省の定める
「平成12年建設省告示第1358号」
に基づく「準耐火45分仕様」を採用しています。
今回は、準耐火45分仕様とはどのような建物なのか、なぜ必要なのかを分かりやすくご紹介します。
準耐火45分仕様とは?
準耐火45分仕様とは、火災が発生した際に主要な構造部分が
45分間以上、火災に耐えられる性能
を持つ仕様のことです。
ここでいう主要な構造部分とは、
・柱
・梁(はり)
・床
・壁
・屋根
など建物を支える重要な部分を指します。
※注釈
梁(はり)
建物を横方向に支える構造材です。
主要構造部
建物の骨組みとなる重要な部分で、建物の強度に大きく関わります。

なぜ45分間なのか?
火災が発生した際に最も重要なのは、
・避難時間の確保
・消防活動時間の確保
・延焼の抑制
です。
木材は燃えやすいイメージがありますが、実際には表面が炭化することで内部への燃焼進行が遅くなる特徴があります。
さらに、壁や天井を耐火被覆材で覆うことで、火災時に構造材が直接炎にさらされることを防ぎます。
その結果、建物が急激に倒壊するリスクを低減し、人命や財産を守ることにつながります。
準耐火45分仕様の仕組み
当社では、主要な壁や天井部分に
吉野石膏製の石膏ボード
を使用しています。
石膏ボードは住宅建築において広く使用される防火性能の高い建材です。
石膏ボードが火に強い理由
石膏ボードの内部には結晶水と呼ばれる水分が含まれています。
火災時にはこの水分が蒸発することで熱を吸収し、火の進行を遅らせます。
そのため、木材を炎や高温から守り、建物全体の耐火性能向上に貢献しています。

準耐火構造のメリット
① 入居者様の安全性向上
火災時に避難時間を確保しやすくなります。
また、建物の急激な倒壊を防ぐことで、人命保護につながります。
② 建物の資産価値向上
防火性能が高い建物は長期的な資産価値の維持にもつながります。
近年は入居者様も防災意識が高まっており、安全性は物件選びの重要なポイントになっています。
③ 保険面で有利になる場合がある
火災保険料は建物構造によって区分されます。
準耐火構造により保険条件が有利になるケースもあります。
※保険会社や契約内容により異なります。
④ 建築計画の自由度向上
建築基準法上の防火規定に対応しやすくなり、敷地条件によっては計画の選択肢が広がる場合があります。
木造だからこそ防火性能が重要です
木造アパートは
・断熱性能が高い
・建築コストを抑えやすい
・環境負荷が小さい
といったメリットがあります。
その一方で、防火性能への配慮は欠かせません。
当社では木造建築の良さを活かしながら、準耐火45分仕様を採用することで、安全性と快適性の両立を目指しています。
profile
可児店/営業工務/YAMAOKA
お引渡し後の定期点検、アフターメンテナンスなど
なんでもお気楽にお声掛けください!









































